Technology

世界初、
カーボンファイバーとチタンのハイブリッド素材
「カーボチタン」がアイウェアを進化させる!

カーボンファイバーとチタンのハイブリッド素材「カーボチタン」と鯖江の高度な加工技術が融合したハイテクフレーム「ブラックアイス」。プラスチックのルックスにチタンの剛性を備え、軽量性と形状安定性を誇り、耐久性と耐熱性にも優れてます。エッジーなデザインと立体感のあるモデリングは、スタイリッシュで凛々しい表情を描きだす。

ブランドコンセプト

「ブラックアイス」は「カーボチタン」の優れた特性を最大限に活用する思想を基にデザイン、設計されています。大切なのは時流やトレンドに寄り過ぎず、独自の風格やスマートさを損なわない事。カジュアルにもドレッシーにも対応出来る、まるでハイクラスのスポーツカーのような颯爽とした格好良さを目指しています。

ターゲット

メインターゲットは30~40代の男性。そしてエイジを超えた層に向けて広く提案します。「自分流のブレない価値観を備え、仕事も遊びもバランス良くこなす知的でいい男」独自のライフスタイルやステイタスを大切にし、物やファッションに対して、こだわりと誇りを持ち、ロマンをホビーや行動で語れる男に照準を合わせました。

プロダクト・インフォメーション

「ブラックアイス」は掛けることによって表情を引き締め、凛々しさを漂わすために、シンプルかつスタイリッシュなシルエットを心がけています。形状的にはソリッドなフォルムの随所に施されたカッティングが、適度なエッジ感や立体感を演出しています。機能的には、「カーボチタン」の素材剛性が高い為、そのままでは眼鏡の装用感が硬くなってしまうところを、テンプルに柔軟でしなやかなβチタン製のヒンジ(丁番)をジョイントする事によって快適なフィット感を生み出しています。さらに、顔との接面ポイントである鼻パッドアーム部にもβチタンを採用し、圧迫感を軽減しています。また、レンズ交換を容易にする為にフロントサイドを上下に分割し、ヨロイのメタルパーツによって固定する機能を搭載しています。

素材

「ブラックアイス」に使用されているカーボチタンは、多様な分野で注目されている軽くて強いカーボンファイバー(炭素繊維)を、強化樹脂と混合、コンパウンド化したものに、強化剤としてチタン等を独自の比率で混合し、メガネフレーム用に適した素材として応用・改良した、カーボンファイバーとチタンのハイブリッド素材です。比重は1.35。これは純チタンより約70%、アルミニウム合金より約50%、マグネシウム合金より約24%も軽量。プラスチックフレームの主な素材であるアセテートとほぼ同じ比重となっています。高強度を誇り、耐熱性、耐久性、耐食性、形態安定性に優れています。このカーボンファイバーとチタンのハイブリッド素材を「カーボチタン」とネーミングしました。

超軽量!!
比重1.35、純チタンの約30%という驚異の軽さ

主な眼鏡用金属・プラスチック素材比重<科学成分含有比率により下記素材比重には多少の変動があります>
カーボチタン
<Carbotitan>
1.35 ニッケル銅合金(洋白) 8.78 アセテート 1.32
コバルトクロム合金 8.30 セルロイド 1.35
純チタン 4.54 ステンレス 8.00 ポリエーテルイミド(PEI) 1.27
βチタン 4.80 アルミニウム合金 2.70 グリルアミド(TR90) 1.00
NT合金 6.70 マグネシウム合金 1.74 K18 15.5

※比重とは各物質の質量が、それと同じ体積をもつ標準の物質の質量の何倍であるかを示した数値。通常4℃の水1立方センチメートルが1グラムであるとして、これを標準とする。

材質試験

「カーボチタン」の優れた素材特性を証明するため、科学的実証試験を実施しました。
送風定温恒温器(ヤマト科学 DN410H)を使用し、「耐高温寸法安定性」「高温時耐曲げ」及び「落球耐衝撃性強度」の各試験結果は以下の通りです。

  • 高耐熱!!
    200℃の高温でも変形しない優れた寸法安定性
  • 高強度!!
    100℃の高温時、90度までの曲げ負荷に耐える剛性
  • 高耐久!!
    1.27mの高さから45gの鋼球を落下させても破損しない
耐高温寸法安定性
カーボチタン材 (リム) 試験結果
加熱温度
+200℃
形状変化 縦方向 横方向
加熱前 31.0mm 50.7mm
加熱後 31.0mm 50.7mm
±0.0mm ±0.0mm
高温時耐曲げ強度
カーボチタン材 (リム) 試験結果
加熱温度
+100℃
約90度の曲げまで
破断せず
落球耐衝撃性
カーボチタン材 (リム) 試験結果
高さ127cmより
右記重量の鋼球を
自由落下させ衝撃を与える
約32g 約45g
異常無し 異常無し